*Happy memories* 夫と過ごした日々

33歳、娘9ヶ月の時28歳の夫と死別しました。 自分の気持ちの整理と共に日常を綴っていきたいと思います。

見えない明日

ステイホーム週間が終わりましたが、まだまだ不安ばかりの毎日です。
夫がいてくれたら自粛生活でも絶対、毎日楽しかったのに。
一緒にくっついたり、ゲームしたかったなぁ。
夫に話したいことがたくさんあって、増えていくばっかりです。

娘と2人きりの巣籠もり生活はかなり大変でした。
退屈なのか大声で泣くし、叫ぶし、しょっちゅう漏らすし…
夫がいた頃は協力プレイ出来たのでそこまでではなかったのですが、それを一人でこなすとなると本当に体が足りないです。
気がついたらあっという間に1日が終わっています。

去年の今頃は夫と娘と3人で出掛けて楽しかったなぁ。
その前の年は2人で北海道に新婚旅行に行ってました。

北海道には5泊6日の日程で出発し、ハプニングもたくさんありましたが笑顔が絶えませんでした。
毎日ゲーセンに行ったのもよい思い出です(義兄弟からはつっこまれました)。
大食い夫婦なので、行く先々で食い倒れツアーを開催していました。
夫がサプライズでケーキとワインを頼んでくれたのも嬉しかったなぁ。

旅行から帰ってきた後も、毎週のように東京などに出掛けていました。
しばらくして妊娠が発覚し、心配しつつも幸せな日々。
子供が産まれたら行けないところ、出来ないことを全部やろう、と本当に全部やりました。

あれからたった2年しか経っていないのに、今は天と地ほど差のある生活を送っています。
どこで間違えてしまったのだろう?
この結果を何とかして避けることは出来なかったのか?

生活が少し落ち着いてきたからなのか、最近すごく苦しいです。
心身の置き所がなくて、心臓を掻き毟りたくなります。

夫がいないことがまだ信じられなくて、納得出来ない。
他の家は楽しそうなのに、なんでうちだけパパがいないの?
娘も出来ることが日に日に増えて楽しい時期なのに、どうして一緒に分かち合えないの?
なぜ当たり前のように触れることが出来ないの?

ずっと心の中でぐるぐると渦巻いていて、急に絶望したり悲しくなって涙が出てきます。

出産して入院している時、夫は毎日泊まってくれていましたが、1日だけどうしても泊まれなくて離れた日がありました。
電話で話せているのに、会えないことが寂しくて悲しくて号泣してしまいました。
里帰りして一週間くらいでまた寂しくなって号泣。
それくらい、夫と一緒にいられないのは私にとって耐え難い苦痛です。

でも今は会うことも、電話することも出来ません。
会えなくても電話出来ていただけ、どんなに幸せだったか。
夫がすごく遠くに行ってしまったことが本当に苦しいです。
夫のいない明日を、あと何回我慢したら許されるのだろう。
幸せだった頃、こんな未来は1ミリも想像していなかったです。

明日や未来って本当に不確定で、不明瞭です。
夫が身をもって教えてくれました。
自分だって明日無事に生きているなんて100%は言い切れません。
娘のためにももっと地に足をつけて、頭を働かせて生きなければいけないと思うのですが、張り合いのない意欲もわかない、自堕落な毎日をのらりくらりと漂っています。
昔の笑っていた自分は行方不明です。

やっぱり無理かな。
無理し過ぎると後から辛いので、悲しかったら身を任せるしかないですね…